前回の且座の疑問点は「
茶碗の拝見をするかどうか」でした。します!
末客の吸切りで正客が「どうかお茶碗の拝見を」の挨拶。挨拶を受けた末客(亭主の席に移って濃茶を飲む半東=)が、席を立ち正客に茶碗を運びます。きょうはわたしが(花を引いて半東を務めたので)この役をしました。
そのあと自席(半東の席)に戻ったわたしは、点前座の亭主(月)と入れ替わり、亭主のためにだけ一服の薄茶を点てました。
濃茶付花月では、初めの道具を用意する「花」の札を引いた上に、三服目の薄茶を点てて道具を水屋に下げる「仕舞い花」を引きました。
今日は9月、10月と稽古を休むことを先生と社中さんにお願いしたばかり。「よう働いてから休むように」ということらしい。
花月之式では皆にそれぞれ役目があります。先生はいつも「その役目をこなすことに一生懸命になる」のが花月だと言います。
濃茶付では「二の花」(二服目の薄茶を点てる)に特別な仕事があります。
一服目の薄茶のあとの棗は「火窓前」(釜の正面)にあり、水指の前の左に茶入れ、右に茶筅が置かれています。
点前座についた「二の花」は、
1. 茶入れの蓋の左(火に近い方)に乗せた茶杓を右手で取って、棚の下棚の(蓋の開けられている)水指の縁(右側)に置きます。
2. 茶入れを右手で取って、棚の中棚へ置きます。
3. 火窓前の棗を左手で取って、水指前の左(茶入れのあった場所)へ置きます。
これで、通常の薄茶点前のセッティングになりました。
5月に貰ったチョウジソウ(丁字草)の丈を縮めて、植木鉢の土に挿しておいたら根付いたようす。芽が出てきました。ウレシイ!