午後から雨がやむという予報に、美しいフォルムの此花大橋を渡りました。
何年か前にこのゆり園のことを知りました。ずっと来たいと思っていたので、ほのかに漂う蜜の香りとこの景色にすごいという言葉しか出ません。
250万株という数がどれくらいのものか想像できないけど、すごいです。
おとなが両手を広げても包みきれないほどの大きな花が、色とりどりに満開です。
なだらかな斜面のゆり園に海からの風が吹いています。通り雨が来たあとは風も肌寒く感じました。
ゆり園の上空を飛ぶ遊覧飛行のヘリコプターが見えました。降りて来た小父さんの「値打ちあったわぁ」という声を聞いたけれど、飛行時間4分、大人4,800円です。「保険料も含んでるんやろう」は、同行人の見解です。
一本の茎にこんなにたくさんのつぼみがついているのがすごい。
花と景色を満喫した後は海を見ようと、ゆり園の近くの小高い丘に登りました。
直ぐ前は西宮か芦屋あたりでしょうか、レースのカーテンを引いたような雨が降っています。
この丘は名前通りの夕日の名所に違いありません。左手のずっと奥に明石大橋が見えます。
ゆり園の土産物店で働いているという女性が、お昼の休憩に丘に上がって来ました。今年はゆりの開花が例年より早かったそうで、6月2日(土)と3日(日)は、記録的な数の観光客だったとか。
「でも今年来られたのは、よかったです」「昨年のオフにゆりの球根と土を入れ替えたから、今年の花は断然大きい」というお話でした。因みにゆり園は今年で開園6年目だそうです。
園内のスタンドで食べた「カサブランカソフトクリーム」です。「うん、香りがする」言うヒトと食べました。ちょっと寒い。
1800台収容できる駐車場は、道道に丁寧な人と看板の案内がありました。そして料金もやさしい。日に焼けた笑顔の駐車場のお兄さんは「白とピンクは今が盛り、黄色はこれから」と言ってました。
アラジンが登場しそうな建物は、大阪市のごみ処理施設です。
真ん中の塔に「澪標」の市章を掲げているのが面白い。今日の同行人は以前に見学する機会があったそうです。「きれいやった」って、それだけ!?