小学校5年生の家庭科の宿題の運針だったか、泣きそうに(泣いてたかも)なっていた上の子が、あろうことかミトンを編むという。かぎ針も二本針も、とにかく編み針というものを初めて持つひとですが、「お正月なら母さんがいるから」と、チャレンジを決めたらしい。
わたしの小さいころは、おばあちゃんの針箱の脇が遊び場でした。小学生のころから見よう見まねで
縫い物もしたし、
お手玉も自分で作りました。高校生の頃には五本指の手袋も編めました。子どもたちが小さいころは、今みたいにフリースが出回ってなかったので、毎年セーターを編んで着せていました。上の子は「フィリックスの編み込みのカーディガン、好きやった」と今でも言います。
そのわたしを見てたのに、やってみたいということはただの一度もなかったひとですが、なんというのか、大人になるとすっとできることもあるものです。編み初めの目作りと途中の糸替え、編終りの糸の始末を少し手伝ってやっただけで完成しました。その間4日ほど。
下の画像、
たぶんこれやと思います。予想外に上手くできました。一世一代(やと思う)の編み物作品やのに、出来上がりの写真を撮るの忘れた。