新しくなったフェスティバルホールのオープニングシリーズのひとつとして9月7日に始まった、東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」の大阪公演は明日が楽日です。
「レ・ミゼ」の舞台は初めて見ます。
映画もとてもよかったけれど、同じ時間を二度と巻き戻せない舞台ならではの緊張感と迫力を楽しみたいと思います。
今日は2階席。これまでより席が前に張り出して見やすくなったそうです。期待して幻想的な雰囲気のエスカレータに乗りました。
キャストで知っているのは、(今日はオフの)マダム・テナルディエの公久美子さんとマリウスの山崎育三郎さんだけ。初めて見て、聞いた方ばかりでしたが、演じる役者さんの役への思い入れや真剣勝負に対する必死さが観客の心を惹きつけるのだと思います。恋する少女エポニーヌの心情を巧みに表現した綿引さやかさんが印象的でした。
そして、疲れ切って病に倒れたフォンティーヌ。バルジャンが見舞った場面で、フォンティーヌはベットに半身を起こした状態で歌っていました。よう声が出るもんです。スゴイと思いました。
「民衆の歌」が力強く響く印象的なラストシーンでした。掲げられていた赤色の旗にどんな意味があるのでしょうか。映画ではフランス国旗が掲げられていました。
2階席ほぼ中央だったこともあって当りでした。